プーチン首相 経済に特化 シベリア再開発
北方領土問題は?
メドベージェフ - 前原
森元首相 プーチン首相と会談
9月11日 6時38分自民党の森元総理大臣は、10日、モスクワ郊外でプーチン首相と会談し、北方領土問題について、歯舞・色丹の2島の日本への引き渡しの協議と並行して、残り2島の帰属の問題の交渉も進めるようロシア側に求めました。
会談の中で、森元総理大臣は、北方領土問題について、平和条約締結後の歯舞・色丹の2島返還を明記した日ソ共同宣言の有効性を当時のプーチン大統領とみずから文書で確認した2001年のイルクーツク声明こそが、交渉の出発点であることをプーチン首相と確認しました。そのうえで、森・元総理大臣は「当時、ロシア側は2島は返すと話した。その後どうするかという議論をもう少ししてほしい」と述べ、残り2島の帰属の問題の交渉を並行して進めるようロシア側に求めました。この発言に対して、プーチン首相は「メドベージェフ大統領にも伝える」と述べたということです。ただ、森・元総理大臣は、領土問題はあくまでも政府間の交渉に委ねるべきだと強調し、「ロシア政府は積極的に極東シベリアを開発しようとしている。われわれが足踏みしていても両国のためにならない」と述べ、みずからは、経済面などでの協力を通して、両国の関係の進展に力を尽くしたい考えを示しました。
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